フルスクラッチ案件です.
RRDtool 2.x - Re-Engineering RRDtool for the next 15 Years
Vision
- clear internal APIs: 内部のコンポーネントを疎結合化する.RRDtool 1.xでもある程度は疎結合化されてはいるが,特にデータストレージ層の構造はそれほど機能追加には向いていない.
Components
Time Series Database: 時系列データを格納するデータベース
Data Retrieval and Postprocessing: データ取得と取得したデータの加工.RRDtool 1.xのDEF, CDEF and VDEFに相当する.
Graphing: グラフ描画.複数のチャートタイプを実装できるような構造にする.JavaScriptで実装できるようにする.
Web API: REST APIを提供するWebサービスとして起動できる.RRDtool単体で使えるようにWebサーバ,認証および暗号化などの最小限の実装を提供する.
Development Plan
GitHub issueやTrackerで要望を集める.
要望の優先順位を設定する.
内部APIレベルの設計を行い,ドキュメントを書く.
実装を計画する.
実装のための資金を集めるためにクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げる.
実装
リリース 2.0
Requirements
Test Suite: 全ての2.xの機能をテストスイートにより検査する.
Backward Compatibility: 1.xのほどんどの機能は2.xで使える. 1.xの互換APIは 2.x API上で1.xのAPIをエミュレートする.
GitHub issues
https://github.com/oetiker/rrdtool-2.x/issues
いつごろリリースされるのやら.